写真はあまり関係ないが好きなのを選んだ。冬っぽいアー写、探すと意外とないもんだ。
UNISON SQUARE GARDENの楽曲の中には「スノウ○○○」というタイトルの曲が現在3曲ある。
「現在」と付けたのは、これからも増えるかもという期待を込めての表現だ。
このスノウシリーズだが、その名の通り雪がテーマの曲。
どれも情景描写が多いし、その情景描写もなんというか、ストレートに比喩ですねという感じではなく、雰囲気で伝える感じのもの。なのに不思議と切なくぐっとくる。要はどれもエモーショナルな超名曲なのだ。
曲名 | 収録 | 発売 |
---|---|---|
スノウリバース | マスターボリューム 2nd シングル |
2009年1月28日 |
スノウアンサー | JET CO. 2nd アルバム |
2010年4月7日 |
スノウループ | Invisible Sensation 12th シングル |
2017年11月8日 |
こうやって並べてまとめてみると、2ndシングル・2ndアルバム・12thシングル。「2」で揃っているのがわかるのだがこれは偶然か、それとも仕込みなのか。
ちなみにシングル収録のスノウリバースとスノウループはカップリング(見たらわかる)だし、スノウアンサーはラストから2番目の11曲目と、あまり目立たないところでさらっと発表されている。それもまた主張しない感じがかっこいいなと個人的には思っている。
実はこのスノウシリーズはタイトル以外の部分で、歌詞の繋がりや受け渡しがさりげなく仕組まれていて気付くと「あ。」と思わず口に出てしまう。
※自分で「あ。」と言いたい方にはこの先は読まないことをお勧めします。
スノウシリーズの繋がってる(と思われる)歌詞
切れ間が光を呼び白が銀となる
僕の足跡はやっと動き出した
– スノウリバースベルが鳴ってるあの子をずっと待ってる そのベルが
そんな風に段々段と幸せが増えて
この街が色づいてく
– スノウアンサー切れ間が光を呼んで 銀に染まる時
鐘の音が聞こえたよ 気のせいじゃないよね
– スノウループ
このほかにも「舞い降りた」など似てるかも、ここ繋がってるのかなと思うところはあるものの、ここがやはり最大のピンとくるポイントかと思う。
ベル=鐘の音はもしかすると考えすぎで、スノウループの後にはユニゾン式クリスマスソングの「サンタクロースは渋滞中」が待っているため、それにつながる「鐘の音」である可能性もあって何とも言えないが、少なくとも私はスノウアンサーのここを連想した。
One roll, One romanceツアーでのスノウアンサーがすごくよかった話
以下は脱線と、余韻レポートになるので暇な人だけ見てほしい。
2017-18のツアーOne roll, One romanceでは、ファイナルの千葉公園ではなかったものの「スノウアンサー」が組み込まれていた。
それが本当に良くて、例のごとく派手な演出は特にないにも関わらず、すごく引き込まれてちょっと泣くまであった。
Gt.Vo.斎藤さんの演奏技術・表現力を改めて思い知った。凄いのは、バラードだから表現のためにより動くとかそういうことをしていないのだ。あくまでも声の力でこれだけ強いものを飛ばせるというのが凄い。
音源では「歌詞を見ると書いてあるんだけどそんなのあった?」と思ってもう一回聴いてみると確かに遠くで言ってる…!となる演出を付けている、ラストサビの前のやつも、もちろんライブではそのまま歌うわけで。それがなんだか言葉足らずだが最高に良かった。
そんなわけでスノウアンサーをより大好きになったツアーでもあった。
One roll, One romanceグッズのタグについているアルファベットの意味
最後に、最後の千葉公演でようやくわかったこれを言いたい。
このタグの裏?についているマーク、とともに書かれているアルファベットの意味がずっと謎で、調べれば出てきたかもしれないが調べてもいなくて、公演で列に並んだり開演待ちをするときに見ては「あ、これそういえばまだ分かんないんだった…」と思い続けていたのだがようやくわかった。
ツアー24公演で回った17都道府県の頭文字(大阪だけ日にちが割れているので2個あって計18)が公演日順に並んでいた。
UNISON SQUARE GARDENは公演を県の名前で呼んでくれるので、広範囲の人が「あぁ来てくれたんだな」と嬉しい思いをできていいなと思う。
すっきりしたし気付けて嬉しかったので。もしかしなくてもすでにみんな知ってることかも。