以前にも別記事にて述べたが、神様、僕は気づいてしまった(バンド)の実質史上2度目のライブステージが2017年12月31日、日本最大規模の冬フェス「COUNTDOWN JAPAN 1718」にて行われた。
神様、僕は気づいてしまったにとってはSUMMER SONIC 2017依頼、2度目のライブパフォーマンスであり、私含む多くの人が初めて観るといった状態だったのではないだろうか。今回はそのレポートの記事である。
ステージの様子
この神様、僕は気づいてしまったのステージはCOSMO STAGEのその日の1組目であった。
SUMMER SONIC 2017時はステージ前に幕が張られ、そこに映像を投影して映像とシルエットでの演出であったと聞いていたため、準備に時間がかかるのかなとか余計なことを考えるなどした。
話に聞いていた通り、ステージ前には幕が張られ、映像が派手に投影された。よくある、何かしらのパターンの繰り返しといった感じではなく、完全に人の手がかかった音楽にピッタリくる映像だった。若干狂気的でもあったため友人は「最初はちょっと怖かった」と言っていた。
音楽の完成度も素晴らしく、いい意味で音源さながら、むしろそれ以上であった。
意外だったのは、メンバーの姿もシルエット以上にそこそこ見えたことである。ドラムまでは確認できなかったが幕に近い3人はMVで被っている面(?)を付けていたのが分かった。
なんとなく緊張して神僕ステージを待機していた理由
SUMMER SONIC 2017時のレポートにこんなことが書いてあった。
友好的な存在なのか、侵略者なのか、はたまた我々に侵略されし者たちの代弁者なのか、そこには音楽以外のコミュニケーションがないので全くつかむことができない。
引用:神様、僕は気づいてしまったの初ライブを観てわかったこと (2017/08/20) 邦楽ニュース|音楽情報サイトrockinon.com
どういうつもりでその音楽を発信しているのかつかみきれないということかと思うが、これに加えて、直前約1週間前にアップロードされた最新曲のMVがこの”TOKIO LIAR”。
TOKIO LIAR この街が隅から隅まで憎い
この街が潰れる様を見たい
TOKIO LIAR これからの未来をどうとかより
これまでの復讐だとかしたい 違いないさ
この、なんか仕掛けてきそうな歌詞。表記は”TOKIO”であるものの(正直見間違いかと思って何度も見た)、意味はおそらく”東京”でいいだろう。
COUNTDOWN JAPAN 1718のステージでは、セットリストの最後にこの曲を持ってきて、何かしらのメッセージを発信して終わるのではないか?という予想とちょっとした恐怖が、ステージが始まるまで私の中にはあった。
しかし、実際のところはこの”TOKIO LIAR”は3曲目。
さらにその後の演奏で、MCは無いものの派手にセッションが入った。
その際に右側のギターの位置の影が上に手をあげて手拍子をしているのが分かったのだが、ここで初めて「友好的存在である」と思うことができた。
ちなみにこのセッションも素晴らしく、全曲知っている曲だったにも関わらず一番鳥肌ものだったのはこのセッションであった。
余計な予想や心配をしてしまったが、友好的存在であることもなんとなく読み取れ、パフォーマンスも文句のつけようがない素晴らしいものだった。次回のステージ情報が来たらぜひともまた観に行きたいと思っている。