Sxun脱退からのラスベガスの巻き返しがすごすぎる

2018年6月30日でFear, and Loathing in Las Vegas(以後ラスベガス)からSxun(読み方:しゅん)が脱退した。
このSxunさんというのは、パートのギター・コーラスをはじめ、スクリームボーカル・キーボード担当のMinamiさんと作詞曲をしたり、バンドのリーダー格を担ってライブではMCも担当するなど、かなり外から見ていて大きな存在であった。

そのSxunさんが脱退、しかも具体的な理由が明かされないとあってファンの悲しみ・不安・不信感などは最高潮に達していた。
その時の「大切なお知らせ」が下記である。
http://www.lasvegas-jp.com/topics/4908
見てわかる通り、脱退の理由が明確に発表されていないのだ。

それから約半年。
ラスベガスのマイナスとしかとらえられない状況からの快進撃が凄すぎた。

①夏フェスシーズン

出典:Fear, and Loathing in Las Vegas | SUMMER SONIC 2018 LIVE

ラスベガスが2018年Sxunさん脱退後に出演した夏フェスは8本。
ほとんどのフェスで比較的大きなステージに組み込まれるなど目立つポジションに置かれているなという気がした。
特にSUMMER SONICでは「アンコールは絶対やらない」というスタンスにもかかわらず、RAINBOW STAGEでトリを担ったり、フェスとのコラボTシャツを販売するなど、ラスベガスへの期待値は目に見えて高かった
メンバーを欠いた状態で出演ということで準備や練習もある中でプレッシャーも、想像でしか言えないが大きいものだったことが予想できる。

またこの間に、西川貴教さんとのコラボでありタイアップ曲「Be Affected」が公開され、イナズマロックフェスではステージ披露もあった。
この予定の詰まり具合、期待のかかり具合。
Sxunさんの脱退が前々から計画されたものではなく、ある日突然起こった出来事なのだということが改めてうかがえる。

②Mode Ahead Tour 2018

出典:音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)

4月の幕張公演で宣言された秋冬のツアーである。
全18公演+裏ファイナルの19本を行い、大阪にてファイナル、神戸にて裏ファイナルが行われた。

驚くべきはこの内容で、これはいつ宣言したのか記憶が確かではないのだが、おそらくSxunさん脱退前だったのではないだろうか。
次のツアーでは全公演セットリスト替えますという公言通り、18+1公演全て大幅に変更されたセットリストで臨んできてくれた。

正直、この公言に関してはファンとして私は聞かなかったことにしても構わないと思っていたのだが、完璧にやり遂げてくれてしまったのだ。
個人的に全公演のセットリストをチェックしてまとめていたファンも少なくなかったようだが、私もその一人である。
終わってみるとタイトルがついている曲は全公演を通して9割方網羅されていた。

ツアータイトルとして掲げられた「Move Ahead=前に進む」の意味通り立ち止まることなく、しかも素晴らしい熱量とクオリティでやり切ったうえに、このツアーを通して持ち曲のほとんどを5人体制のラスベガスとして演奏できる状態に持って行ったということにもなる

③ニューアルバムリリースの発表、春からのツアーの発表

極めつけが神戸の裏ファイナルで発表されたこれだった。4月の幕張公演で宣言されていたメガベガス(ラスベガス主催のフェス)の日取りも合わせて発表された。
本当に驚くしかなかったのだが、3月にアルバム発売ということは、この状況とスケジュールの中で制作が行われていたであろうことを意味する。
Minamiさんと作曲担当をしていたSxunさんが脱退した状態で、1年もたたないうちにニューアルバムが出るわけであり、シングルはあるかなくらいでアルバムが来るなんて考えもしていなかった。

出典:ポルノ超特急@pornoultraex|Twitter

このような猛ダッシュ&急展開な巻き返しで、少なくとも私はファンとして完全にラスベガスへの信頼を取り戻した
逆にそろそろ休んで欲しいと思うまであるのだが、メンバーからの発信が少ないバンドだからこそ、行動で示してくれているのかもしれない。
メンバーや公式から多くを語らない・メディア露出も少ないというスタイルはそのままで動いているが故に、足を止めたらファンが心配するんじゃないかと思っているのかもしれない。

先ほど「少なくとも私は」と述べたが、ファンの多くはSxunさんが脱退した時の不安や心配がほとんど晴れ切ったのではないかと思う。

突然十分な説明もなくSxunさんの脱退があり、正直何も信用できず、Sxunさんを欠いたラスベガスが飛躍できる未来も見えず、もう今ある予定をこなしたらアッサリ説明もなく解散してしまうんではないかとまで私は思っていた。
が、半年で完全にその不安は覆った。共感してくれる友人もいるのできっと一般的にもそうなのではないかと思っている。

今冬のラスベガスの出演した年末フェス、ポルノ超特急・MERRY ROCK PARADE・COUNT DOWN JAPANに参加し、いずれもラスベガスのステージを観に行ったが、夏フェス以来ラスベガス観てなかった人びっくりなのではくらいのパワーアップぶりだった。

新体制になって初のアルバムも2018年の活躍のおかげで期待しかしていないし、そんなわけで大喜びでチケットを何カ所か取ってしまった。
もう2019年に遠征はそんなにするまいと思っていたのに。