a flood of circleの説得力あるロックンロールは本人たちの強さあってのことだとわかった

今更ながら最近a flood of circleをしっかりと聴き始めている。
昔の記憶だと私はこういった荒々しい感じのはあまり得意ではないはずだったのだが、なんやかんやそれを思った日からかなりの月日が経っているわけで…今聴いたらなんかもう、あり得ない程魅力的なバンドだった。
なんであんまり得意じゃなかったんだっけ?と思うほど。私も大人になったということか?

ガリガリに尖ったサウンドと、なにより魅力的なヴォーカルの強さ!
絶対的な説得力なのだ。「これがロックンロールだ!」と言わんばかり。
これは完全にロックじゃなくてロックンロールである。いやこの日本語だと何言ってんだこいつと思われてしまいそうだが、思った人はぜひ一度聴いてみてほしい。

そんなわけで興味持ってよくよく調べたら、いかにこのバンドが音楽のみならず人間としても屈強かということが分かり、この音楽が持つ圧倒的な説得力の意味が分かった気がした。

度重なるメンバーの入れ替わり

出典:BARKS

現在の4人体制になるまでに、メンバーの脱退・加入が数回されている
後からいっぺんに聴いている私が、なんとなくアルバムごとに温度?というかスタイルの違いを感じたのはそのせいなのだろうか。
自分の耳というか、音楽的な感性に関して自分自身凡人並みかそれ以下と評価しているので、まぁ偶然かとも思うが。

Gt.岡庭匡志がツアーファイナル直前に失踪

しかも1度目の脱退は、Gt.岡庭匡志さんが1stアルバムのツアーファイナルを前に失踪
脱退ではなく失踪である。つまりは急にいなくなったということ。

パートが一つ欠けることに加えて演奏する側の精神も安定しない・観客もどんな気持ちで聴きに来ていいかわからない、そんな状況なるリスクがあるわけで普通だったらツアーファイナルは中止せざるを得ないところだが、a flood of circleは決行した

7月6日の朝に岡庭さんが失踪、その6日後にファイナルを控えていて、失踪から3日後にwash?の奥村大さんをサポートギターに迎えて本番を決行とのこと。
超急展開で練習も大変だし失踪した岡庭さんの事も心配だっただろうし、そんなまさに窮地と言える状況で大事なステージを迎えるという決断、相当屈強な精神力が無いと無理だろうと思う。


仮に岡庭が帰ってこなくても、俺と石井と渡邊のこの情熱は消えないと思ったし、大さんが手伝ってくれることが決まって、その思いがすごく加速したんですよね。絶対いけると思った
チケットを買ってくれた人とか、22本のツアーを終える俺達の姿を楽しみにしてくれてる人たちを裏切るのは絶対にイヤだった。
それはお客さんに対してもそうだし、結局自分自身への裏切りにもなると思ったので

引用:音楽ナタリー 特集・インタビュー

その後のインタビューでもこう語られており、もう本当、覚悟決まり方といい意志の揺らがなさといい、カッコいいの一言。

しかもその半年後に4人のサポートギターを迎えてアルバムを発売する。
立ち止まるどころか加速していったのである。
ちなみにそのアルバム、欠けたギターを補うサポートギターに幾名の名だたるギタリストが参加している。人望も相当に厚いと見える。

その後も繰り返す脱退・加入

出典:SPICE

岡庭さんの失踪・脱退から苦しい時期を乗り越えかけたあたりだろうか、2010年12月にBa.石井康崇さんが脱退
その後任として女性ベーシスト・HISAYOさんが加入。2014年9月にDuranさんがギターで加入するも半年後に脱退。
で、今回2018年2月にアオキテツさんがギターで加入。

このように何度もの脱退・加入があるも、留まることなく精力的にライブ活動・制作活動を続けている

一枚目のアルバムから既に噛みつくような獰猛な強さを感じたが、いま後から追っている私が「ライブ定番曲」とピックアップされている新旧混ざった曲たちを聴いていてこんなにも説得力を感じるのは、この本人たちの一貫した強さあってのことなんだなと思った。

ぜひ一度生で聴きたい!と先日速攻でチケットを手に入れた。今から相当楽しみ。