長雨が降ると思い出す、[Alexandros]([Champagne])の”Waterdrop”が有名な理由と聴ける場所

[Alexandros]の曲、正確には[Champagne]の曲に”Waterdrop”というのがある。
ずいぶん前のシングルのカップリング曲ながら、ファンの中ではなぜか他のシングルカップリング曲よりも特別感をもった、妙な有名さを確立している

確かにカップリングにしておくには惜しいほどに名曲で、細かく言い出せばキリが無いが文字に起こせる大きな特徴といえば、共通のメインメロディを全く違うニュアンスで繰り返しているという部分だろう。

前半はしっとりとしたバラード風、後半はアップテンポに変化している。
その後半のアップテンポの部分が、テンポが上がったり音が厚くなるからといって楽しくなるなどイメージまでガラッと変わってしまうのではなく、切なさや寂しさの影を残したままに展開されているのがすごい。

そんな個人的にも大好きな”Waterdrop”だが、ファンの中で妙な特別感を放っている理由が以下である。

特別感の正体は、手に入れにくさにある

出典:Amazon

5thシングル”Kill Me If You Can”の2曲目として収録されているこの曲であるが、完全初回限定盤につき、もう音源を公式には手に入れることができない
そのため、後からファンになって音源を集めた人にしてみたら、「あれ?隅々まで音源は集めたはずだし、くまなく聴いているのに時々見かけるこの曲はわからない。もしかしてデビュー前の曲?」となり、言ってみれば幻みたいな存在になる。ゆえに、不自然な知名度を持っているのかと思う。

生産が終了しているのでオンラインストアや店舗での再入荷はもちろんの事、iTunesなどデジタル系も発売はされていないようだ。
若者はおろか人口がほとんどいないような田舎にある昔からのCDショップなんかにはもしかしたら置いているかもしれないが、とりあえず新品は相当入手不可能に近いかと思う。

ちなみにそんなレアなものになってしまっているがゆえにか、先ほどAmazonで検索したところ、中古の商品が\8,000~で販売されていた。元々の価格は\1,200である。うーーーーん。プレミアってこんな感じなのか。平成のものに「プレミア」を感じたのは個人的に多分初めて。歳とったなぁ…。

簡単には聴けないとなるとますます欲しくなるのが人間の性である。
「プレミアとか別にいいからWaterdropの音源が欲しい、ジャケットの[Champagne]のところを[Alexandros]に書き換えてとかで全然かまわないので再販売してください…」というファンもそこそこにいるのではないかと思う。
そういうファンに限って周りにも古参ファンがいないため手に入れられないという現状。
ベストアルバムを出す予定があるのかないのか知らないが、もしもいつか出すのであれば、そこには入れるくらいの救済処置を施してほしいものである。

“Waterdrop”を聴ける場所

出典:Amazon

音源ではないが、ライブBlu-ray・DVD『[Alexandros] live at Makuhari Messe “大変美味しゅうございました”』の初回限定盤に、Premium V.I.P. Party 2015 at Nippon Budokanにて演奏された”Waterdrop”が収録されている。
初回限定盤にしか入っていないようなので注意…というかこれの初回限定版が売り切れてしまったら、後々にまたWaterdropは手に入らない存在になるのだなぁと思う。
こちらは今のところまだ手に入るようだが、映像作品なので端末に落として日常で聴くといったことはできない。

そんなわけでレア曲であり名曲なこの”Waterdrop”という楽曲は人気も注目も集めている。
ファンの中では「雨の日に聴きたい曲といえば」で”Adventure”や”Thunder”と共によく話題に上る。そしてそれゆえにこの曲のレアさを思い出した。
私も久しぶりに聴いたが(私の場合は古参ファンの友人に借りた)、やはり、名曲。
英語の歌詞なので細かいニュアンスとかわからないのだが、それでもこんなに気持ちを受け取れるって、音楽も歌もすごいな。