ライブの日ってほとんどの時間が「待ち」では?という話。ライブに通う人は「待ち」のプロ。

ライブ会場という場所は、高ぶる気持ちとは裏腹に、ライブ本番以外のところでことあるごとに待ちが発生する
それゆえにか、私の周りの友人に関しても、ライブに通わない人間と通う人間とでは「待ち」に対する価値観が完全に違うのだ。
普通に過ごしている人は、苦手な人ともなると屋外で5分以上待つとなるとよっぽど快適な気候でない限りは「無理」の対象に入ってくる。

かつては私もそうだったはずだが、ライブに行き始めた頃と比べたら、「待ち」への耐性がかなりついたかと思う。
初めのうちは会場について各所で行列や待機している人を見て「えっ!こんなにならぶの?え、ここでも並ぶの?えっ!!」となったものだが最近はもう何も驚くことはなくなった。

今回は無駄に、ライブに通う人間が待ちに強い理由となっている、ライブの日の待ち事情をまとめてみた
正直今私の目の前にある「待ち」の暇つぶしだが、もうライブの日の待ち時間にこの記事を見てくれという気持ちだ。

出典:音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)

グッズで待つ

大きな会場の時は尚のことであるが、物販列はかなりの時間並ぶ。
普通に何もなかったとしても並ぶが、「会場限定販売!限定〇〇個!」とかなろうものなら物販開始1~2時間前から待機などもざらである。

トイレで待つ

忘れてはいけないのがこのトイレ待機である。
男子事情はよく知らないが、少なくとも女子トイレは物販でグッズを購入→着替え需要も重なってかなり並ぶこととなる。
ホールであった場合は特に個室の数が限られており(そもそも客の着替え需要に対応していないのであろう)、更に争奪率は高まる

一度、幕張メッセ9-11公演の際に「トイレ行きたい」と思ってから並び始めて今世紀最大の我慢大会に持ち込む結果を招いてしまった。
時間に余裕を持ち、かつ行きたくなくても行きたくなる前に並ぶということを学習した瞬間だ。

会場前に待つ

チケットを握りしめ、ざっくりと整理番号順に並びながら会場前での待機がある。

大きくない会場であれば、整理番号がどれほど遅かろうとも30分あればよっぽど中に入れるが、注目すべきはその服装。特に真冬は修行さながらである。
パーカーを着る場合もあるが、人によってはヒートテックにTシャツ、まれだがTシャツのみの人も見られる。今時小学生の体育ですらもう少し防寒している。

開演まえに待つ

正直、開演前の修行やその他待ちを乗り越えてしまうと、ここはもう待っている感覚すら無くなる時があるほどに快適な待ちである。
会場して自分のポジションを確保したら小1時間の待機を経てお待ちかねの開演。

ライブの日はライブそのものの記憶が強く残るためにこちらの記憶には大して残らないものの、こうやって並べてみるとライブの日はほとんどが「待ち時間」となっていることがわかる。道理で慣れるわけだ。

最近ではSNS需要に応えてのことか、フォトスポットやフォトフレームなどが用意されており、希望者はそこでさらにひと並びキメている。
逆に意外と並ばないなと感じるのはクローク。タイミングによっては「あ、意外と並んでる…」となるものの、はけるスピードもそれなりに早いので30分も並んだことはないかもしれない。

出典:2013.01.19 水樹奈々ライブ 物販待機|Youtube

ライブに関わらずその先によっぽど好きなものがある時には、人はかなり「待ち」に対して寛容になれるように思う。
ライブが大好きな人間はその繰り返しによって、「1時間なんてすぐだ」という屈強な精神を手に入れている。
パンケーキに対して行列ができているのをニュースで見て「そこまでするか」と思ってしまうが、パンケーキが死ぬほど好きだったら、ライブの時の私たちのようにいくらでも待てるのだろう。

…そう考えるともしかして、パンケーキ大好き女子とかの方が待ちに強いのか?
カフェなんていつになったら入れるのか見通しつかないし、人気なカフェは無数にあるから極端な話毎日人気店に並ぶこともできると考えるともしかして、パンケーキ&インスタ女子の方が実は屈強なのかもしれない…。