「リフ」の定義とは何だろうか、「メロディ」「コード弾き」との違いは?

「ここはリフではなくコード弾きに変えた」という表現を聞いて、お?と思った。
イントロがリフであるかコード弾きであるかって私はどうやって判断しているのだろうか。というか、新しく曲を聴いた時にわざわざそこは考えたりしないのだが、あまり深く考えずに「リフ」という単語を使っていたかもしれないな、と思い、調べてみた。

音楽におけるリフ(riff)は、オスティナート、つまり、繰り返されるコード進行、音型、リフレイン、または旋律の音型であり、主にリズムセクションの楽器によって演奏され、楽曲の基礎や伴奏として成立するものを指す(特にロック、ラテン、ファンク、またジャズで顕著である)。
引用:リフ – Wikipedia

とりあえず「リフ とは」で検索した結果出てきたものがこれ。
音楽を勉強したことがあれば、ふわっとわからなくもないが、ちょっとこれは難しい。
というわけで、私にもピンとくるようなかみ砕かれた情報は無いかなーと色々探してみた。

リフとは、メロディとは別にある「繰り返される印象的な短いフレーズ」

「リフ」は「リフレイン(繰り返し)」の意
例えばC→Am→Dm→Gというコード進行があったとして、同じようにギターで弾くにしても、メロディ的で1~2小節の短いフレーズを繰り返すのがリフ、ということみたいだ。

どの記事や回答にもこぞって書かれていたのが、「Deep Purpleの”Smoke on the Water”」。分かりやすい。確かにメロディとは別の「繰り返される印象的なフレーズ」である。

なるほど。と思うけど、正直これだと求めていた答えではないのだ。
欲を言えば最近の邦楽で言うと~の例や、「これがギリギリリフです。」という例も欲しかった。
そもそも「ギリギリリフ」みたいのは「印象的なフレーズ」という条件とは相反するのでありえないのかもしれないが。

作った本人が「リフ」と言っている、確実なリフの例

とりあえず「作ったプロのミュージシャンがリフって言ったらそれはさすがにリフだ!」と思ったので、本人が言っているものを調べてみた。

♪ ワールド / KANA-BOON
とーやま校長「これはどこが聴き所かな?古賀君」 
古賀先生「そうですね。ギターのリフですかね」 
よしだ教頭「自分でもさっき言いましたもんね。自信があるって!」 
とーやま校長「これはライブの時にずっとやっている曲なんだよね?」…
引用:KANA-BOON先生来校!! | SCHOOL OF LOCK! 生放送教室

こちらがその”ワールド”。
この「たーら↑った↓ら↑ら↓らー」ってやつがリフで間違いなさそうだ。1小節のリフ
前奏ばかりでなくAメロ内にも入っている。なるほど、「繰り返される印象的な短いフレーズ」である。

とーやま校長「本日発売の『流線形』。僕もイントロを聴いた時、 “フジファブリック” っぽいなー!と思ったんです」
山内先生「本人ですからね(笑) あのイントロのリフも “ここはリフ的なやつで” で、一瞬で出来たんです。その後は試行錯誤とかあったけど、核となるリフとかは結構早いですね」
引用:フジファブリック先生初来校!!!!!|SCHOOL OF LOCK!

こちらも、なるほどこれかとすぐわかった。
2小節のパターン

コード弾きと言うには印象的すぎてもったいない・メロディと呼ぶには短すぎるし、というのが「リフ」と呼ばれているのかな?というのが色々見てみて感じた私の答えである。

音楽用語は曖昧だらけ

これに限らず、音楽用語というのは曖昧の連続である。
メロディっぽいかぽくないかなんて人それぞれの最たるものであるし、これを調べるきっかけになった「リフではなくコード弾きに変えた」というのも、おそらく「テーマっぽいメロディにするつもりだったけどやっぱりさらっと流すことにした」くらいの意味合いだろう。

例えばポップとロックの線引きだって曖昧で、CDショップによってKANA-BOONはポップになったりロックになったりする
「ロックアレンジのポップ」なんて言葉もあるし、要はみんな型にはまらない新しい音楽を開拓しているし、リスナーもそれを求めていたりするわけで、理論に当てはめて絶対的な回答を得るのは難しいなと改めて感じた。