12thシングル”Invisible Sensation”なぜユニゾンファンは「生きてほしい」でこんなにも打たれているのか考えた

待望のUNISON SQUARE GARDEN 12thシングル”Invisible Sensation”が発売になった。
これを手にするまでYoutubeのショートバージョンを聴きまくっていたわけだが、ショートバージョンには入っていない部分、ファンが口をそろえて素晴らしいといっているのが「生きてほしい」の部分である。私も1ファンとしてそれはそれはもう響いた。

しかしふと客観的に考えたのだが、ファンじゃない人にしてみたら「生きてほしい」という言葉自体は珍しい表現じゃないのにもかかわらず、なぜユニゾンファンはこんなにもざわついているのだろう?と思うのではないだろうか

個人的な意見でしかないが私としては以下のような感じである。

なぜユニゾンファンは「生きてほしい」でこんなにも打たれているのか

どうしても消えないままの 残酷時計は
真実を指してるから 厳しくも見えるだろう
だけどいつか 誇れるくらいには 人生はよくできてる
だから、生きてほしい!

私も感動というかびっくりというか、MVで観ると余計にその感情が増すのがまたすごい
なぜファンがここまでこの歌詞に対してリアクションしているのかというと、UNISON SQUARE GARDENの作詞作曲を担当する田淵さんのこれまでの発言や、UNISON SQUARE GARDENのやり方にある。

出展:SCHOOL OF LOCK! 生放送教室

常々、「我々は好きに作るから、聴き手である君が自由に感じ取ってくれればいいよ」というスタンスを一貫している。
「それぞれのやり方で、好きなように楽しんでってください」と楽しみ方は100%個々に投げ、ライブでもこちら側に手拍子を求めたり、歌えとか踊れとか煽ったりもしない。

これまで、「それに近い意味のこと」は色々な曲に散りばめていたような気がするが、「生きてほしい」なんて強い・わかりやすい・別の意味にとらえようのないメッセージをこれほどまでに強調して言うことはなかった

そんなわけで、ここにきてUNISON SQUARE GARDENからこんなにもわかりやすく、目立つように刺さるようにこっちに向けた強いメッセージが発せられたのだからファンはびっくり。ということである。
(多分それ自体は他のアーティストは日常的に行っていることで、だからこそファンじゃない人はファンがざわついてるのを見て「そんなに?」と思っているであろう)

「それに近いこと」とは

私がフルバージョンのMVでこの部分を聴いた瞬間思い出されたのが、

“アトラクションがはじまる(they call it ‘NO.6’)”
「時間は過ぎるし、楽しいことは年と共に減っちゃうかもしれないけどなくなんないよ」

“桜のあと(all quartets lead to the?)”
「今 目の前の君が明日を生きれるくらいには」

どちらも、「易しくない現実から逃げるわけではないが、それでも人生はすばらしい」という意味と勝手に解釈して、元気をもらっていたフレーズである。
私の場合ぱっと思い浮かんだのはこの2か所なのだが、多分これを聴いたときによぎるフレーズは人それぞれで、それぞれがこれまで勝手に元気をもらっていたフレーズなのではないかと思う。

これまでもさんざん生きる元気を勝手にもらっていたけど「やっとそっちから言ってくれた」みたいな、そんな気持ちもあって響いたのではないかと思う。

後期は「多々良君とダンス」をより深く掘り下げる内容かなと思い、その物語を後押しする楽曲を作りました。爽やかさの裏に少しばかりの残酷な真理を隠したつもりなので、深読みしたい人はその真理を想像しながらアニメの行く末を楽しんでくれたらと思います。
引用:TVアニメ「ボールルームへようこそ」(@ballroom_anime)さん | Twitter

とはいえ、熱く語ったもののこのようなコメントがされているあたり、私たちリスナーというよりは多々良くんに向けての言葉なのかな?とも思うが、どうなのだろう。
その受け取り方もまた「どうぞ、ご自由に」スタイルなのかと思われるが。

真みどりのジャケットについて

出展:音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)

最後に真みどりと思われたジャケットについて。※ネタバレ

本物も一見真みどりだし本物を手にするまで、つまりネット上で画像を観る限りだと完全に真みどりなジャケットも、なにか仕掛けを作っているに違いないと思ってはいたが、やはりという感じ。

透明なインク?を使っているのか、薄いフィルムなのか、光の加減次第でベートーヴェンの姿が浮かび上がる仕様になっていた。
このベートーヴェンがどういう意味なのかはちょっと考えたくらいではわからなかったが。
3曲目の”サンタクロースは渋滞中”で拝借している”Santa Claus Is Coming to Town”ってもしかしてベートーヴェン作曲なのかな?と思ったがそんなことでもなかった。(ちなみにSanta Claus Is Coming to Townの作曲はフレッド・クーツ氏だそう)
関係ないが”等足のローソクを総則統率とり恍惚なりなりて芸術的なケーキ”、言えなさ過ぎて笑ってしまった。歌詞カード見ながらでも無理だった…。

そんなこんなで、とりあえず「やっとそっちから言ってくれた感」という表現に落ち着いたが、言葉をまとめるのに時間がかかりすぎて(そもそもまとまってない)もう1週間が経って明日は 13thシングル”fake town baby”のフラゲ日。