[Alexandros]対照的な2曲のウィンターソング”SNOW SOUND”と”12/26以降の年末ソング”について

寒くなってきたなと思ったらもう11月、寒くないとおかしいわけだ。「冬に聴きたい曲ランキング」とかをよく目にするが、好きなアーティストがいる人は「この季節になったらこれを聴く」というのが、世間に言われずとも結構あったりする。

好きなアーティストが何組かいるので個人的にはバンドのラインをまたぎながらそういう曲がたくさんあるのだが、多分[Alexandros]ファンは今、「寒くなってきたし久しぶりにSNOW SOUND聴きたいな」と思っているのではないだろうか。
夏が来たら”Adventure”だし、”SNOW SOUND”が発表されたのは去年なので、今年からは冬が来たら”SNOW SOUND”と自然となるのだろう。

SNOW SOUND / [Alexandros]

超をつけていいほどウィンターソングらしいウィンターソング。イントロからすでに冬があふれかえっている
“JR SKISKI”のタイアップ曲ということもあるし、ゲレンデのリフトで聴くための曲と思って作られたのだろうか?と思うほど。
冬と言えば!の曲代表みたいな、SEKAI NO OWARIの”スノーマジックファンタジー”も、back numberの”ヒロイン”もJR SKISKIの曲だし、もしかすると「超雪!冬大好き!な曲を作ってください」というオーダーが入っているのかもしれない。

このMVも相当にコテコテだが、これが無くとも音だけで充分冬。
というわけで、[Alexandros]のウィンターソングと言えばまずこれ。むしろ夏は何かしら理由がないと演らないだろう。

12/26以降の年末ソング

SNOW SOUNDの他で、私が冬といえば、と思っている[Alexandros]の曲がこの”12/26以降の年末ソング“。
タイトルそのまんまである。(それを言ったらSNOW SOUNDもそうだが。)

あと少しで今年も終わるけど ああ何か忘れてないか
愛想笑いで頑張った自分を少し褒めてあげよう (1番サビ)

都合の良い事だけ覚えておきながら ああ何か忘れてないか
周りのせいにしてばかりの自分を多いに反省して (2番サビ)

引用:12/26以降の年末ソング|kkbox

自分を褒めて気持ち良く次の年を迎えようとかではなく、きれいな部分ではないところも思い返して自分を戒めている。
[Alexandros]の曲には強気な歌詞が多いが、時々こうした自分を見つめなおすかのような曲があり、「遅咲き」と言われる、障壁の多かった[Alexandros]だからこそ聴く人に響くし説得力もあるのだなと感じる。

「誰かの悪口を言った 誰かを見下した 認めたくないけど全部自分だった
誰かに優しくしても 裏には見返りを求めるあつかましい自分がいた」
なんて誰にでも当てはまることだが、それを「人間なんだから当たり前」と認めて許してしまうのではなく、美しくないことを美しくないと言い切り、自戒するあたりに自分への厳しさを感じるし、だからこその魅力があると私は思う。

“SNOW SOUND”がイメージや世間の上での「冬」なら、”12/26以降の年末ソング”は具体的で且つ個人レベルでの「冬」
季節は同じだが対照的な曲だと私は思う。

出典:[Alexandros] | COUNTDOWN JAPAN 15/16 | クイックレポート

直近で演奏されたのはCOUNTDOWN JAPAN 15/16、ちょうど「12/26以降の年末」である。
派手な曲でもなく、有名な曲でもないので演奏される可能性としてはあまり無いかもしれないが、ファン的には12/26以降の年末に”12/26以降の年末ソング”を聴けたらきっとたまらないだろうなと思う。

12/26以降というのがまた妙にリアル。クリスマスの華やかさが終わってふと冷静になった、みたいな。