顔がカッコいいだけじゃない![Alexandros]川上洋平のボーカルテクニックがすごすぎる

LIVE PRESS 公式ブログ 川上洋平

イケメンバンドのイケメンボーカルとして名高い[Alexandros]の川上洋平さん。
[Alexandros]は外見のカッコよさやオシャレさなどで注目を集めがちで、いわゆる「顔ファン」が多いといわれてしまうことも多いが、本当にすごいのは無論そのテクニックである。

Gt.Vo.川上洋平さん、作詞作曲も担当しているということでインタビューなどではその”制作”の方に話が寄る傾向にあり、ボーカルとしての苦労は本人からはあまり語られることが無いように感じている。
ゆえに忘れがち、というか当たり前視してしまうのだが、川上洋平さんのボーカルとしての技術はスルーできないものがあるので断片にすぎないが紹介しようと思う。

“ワタリドリ”でわかる声域の広さ

聴いていれば分かることなのだがこの曲、高いところはめちゃくちゃ高い。こちらは聴いているだけだとわからないかもしれないが低いところはめちゃくちゃとは言わないにしてもまぁなかなかに低い
覚えやすいためうっかりカラオケで入れて後悔する曲ランキングぶっちぎりの第一位(私の体感)である。
1番のサビからの「I wanna fly so far away with my guitar」とか一気に急降下すぎてちょっとついてけないんで待ってもらっていいですかって感じ。

分かりやすい図を出しているサイトがあったのでお借りするとこんな感じ。

ワタリドリ 音域
参考:エアカンのカラオケラボ

男性の平均音域はmid1A~mig2G女性の平均音域はmid1F~hiD、そして“ワタリドリ”の音域はmid1C#~hiE
なんと女声の限界を超えてきている。(とはいえ平均から1音高いだけなのにこの世の終わりかくらいに苦しい…もしかして私は女ではないのでは…)

私の話はともかく、これを川上洋平さんは調子のいい悪いにかかわらず100発100中で超カッコよく歌い上げるわけである。
すごい声量と迫力で。そればっかりかサビ前で「いくぞ!」とか煽ったりピョンピョン飛び跳ねていたりする。準備に必死になってもおかしくないのにそんなよそごとやっててできちゃうからやばい。

声色・表現の幅の広さ

単純に広範囲の音域を歌えるという意味ですでにテクニックの高さがうかがえるのだが、[Alexandros]が多くの人に支持されている理由にもなっているであろう声色・表現の幅の広さを紹介したい。

フェスで定番の大人気曲、”ワタリドリ”、”starrrrrrr”、”Kick&Spin”のような絵にかいたような「カッコいいロックアンドポップス」の他にも[Alexandros]の曲はかなり大きい幅の音楽を作っていて、かつその一つ一つの完成度がとても高い

最新アルバム“EXIST!”がその象徴みたいになっているので、その中の曲で数曲紹介していくとこんな感じ。

Feel like

爽やかで軽いノリの、ちょっと洋楽っぽいポップス。感情的に歌うロックな曲とは対照的な曲
上で挙げた曲では存在感のある強いボーカルだったのがこちらではいい意味で溶け込んでいる。

Kaiju

ラップパートを含んだヒップホップ調の曲。「マジか、ラップもOKなのか」と思った人も少なくないはず。そして[Alexandros]お得意の英語。
こんなふうに「あ、ラップだ」と思うような曲はここまでなかったのだが、初めて出すのでこの完成度。いやラップの”完成度”とか正直よくわからないのに知ったかぶってしまった、この”こなれ感”。攻撃的な歌声と圧倒的活舌の良さ。かっこいーー。

O2

音源が公式から発表されていないのでiTunesの視聴サービスから。
さっきの”Kaiju”と同じ人とは思えない伸びやかで解放感のある歌声

“EXIST!”発売からのTour 2016~2017~We Come In Peace~ファイナル幕張公演(私が行ったのは一日目)では“Kaiju”→”Claw”→”Girl A”→”Kick & Spin”と畳みかけまくったあとに”O2”が入り、それまでの畳みかけ具合を感じさせないキレイで伸びやかな高音を気持ちよさそう~に歌っていて鳥肌ものだった。切り替えが早すぎ。

このようにいい曲が書けるばかりでなくボーカルとしてのテクニックもすごすぎる。
しかもここまできてまだその幅を広げ続けている
本当にこの人は完璧すぎて、逆に何かできないことあるんですかと聞きたい。

iTunes スタッフメモ

ジェットコースターのように目まぐるしい展開を見せるロックチューン “クソッタレな貴様らへ” で「俺たちはロックンロール、ヘヴィメタル、ジャズ、フュージョン、サイケ、ラップ、テクノ、アンビエントもやりたいんだ」と彼ら自身が歌っているように、[Alexandros]の持つ幅広い音楽性を高らかに鳴らした大胆不敵な6枚目のオリジナルアルバム。一曲ごとにコロコロと表情を変える多彩な14曲は、洋楽・邦楽のトレンドを押さえつつも、彼ららしいエモーショナルでキャッチーなメロディが楽曲のコアになっている。どこまでも自由でボーダレスに自分たちの音楽を追求しようとする、バンドの敏捷性と野心がなんとも心地良い。
引用:[Alexandros]「EXIST!」を Apple Musicで

このアルバム、視聴だけでもかなり幅広さが伝わるので時間のある人はぜひ聴いて、ついでにぜひ[Alexandros]の虜になってほしい。
https://itunes.apple.com/jp/album/exist/id1168800618