初めて観たサカナクションと、手で作る△サインの意味

サカナクション ワイルドバンチ WILD BUNCH 2017

初めて観て聴きましたその2。フェスではそれがたくさんあるので面白い。
サカナクションはWILD BUNCH FEST.2017の一日目、8月19日の大トリだった。その日の個人的な一番の目的はサカナクション前の[Alexandros]で、最前2列目まで行って[Alexandros]が終わったらサカナクションファンに場所を譲って下がってきた。

これまでもワンマンライブ後のニュースなどで少しだけ映る映像は観たことがあるし、もちろん曲もある程度知っている。その程度の知識ながら有名な“総合芸術のサカナクション”には興味があった。機会がなくここまで来てしまっていた。

みんなで掲げた△サインはなんだったんだろう

SAKANATRIBE
出展:原点回帰から未来へ。サカナクション、全国ツアー東京ファイナル公演 | ライブレポート | EMTG MUSIC

前の方の人たちが演奏中に何度か両手の親指と人差し指をくっつけて△を作って掲げるというサインをしていた。あれはどういう意味だったのかなと思って調べてみると、案の定質問版に全く同じ質問。そして案の定ベストアンサーにほしい答えが書いてあった。

あれは“TRIBEマーク”というらしい。
“TRIBE”とは直訳で種族・部族である。ライブにきて一緒に踊っている人々をVo.山口一郎さんは「同じ種族」と呼んでおり、それを現しているとのことだ。
2014年のツアーで“SAKANATRIBE”の演奏中に山口さんが上げた手とステージ後ろに映し出された△マークがマッチし、それをファンが真似てSAKANATRIBEの時にあのサインを掲げるようになり、現在はSAKANATRIBE以外の時でも使われるようになったらしい。

ほー。確かに、意味が分かっていないなりに一体感を感じたし、かなり印象的だった。
これで私もSAKANATRIBEの一員となり、次回は別の誰かが「これどういう意味なんだろう、よくわからないけどなんかいい」となって終わってから調べる、というループ。

夜に最高に映える

WILD BUNCH FEST.(@WildBunchFest) | Twitter サカナクション
出展:WILD BUNCH FEST.(@WildBunchFest) | Twitter

多分明るかったところで盛り上げることはできるのだろうが、夜であることがより一層サカナクションの良さを引き立たせていたように思う。
夜をこんなに効果的に使えるバンドを私は初めて観た。

レーザービームもただただ派手に盛り上げるために出ているという感じではなく完全に計算されており、舞台で作るライトも逆光のタイミングも強さもスモークの使い方も、持ち込み機材と思われる名称の分からない演出も一つ一つがありえなく気持ちいい。何回鳥肌立ったかわからない。
というかそもそも野外であれだけ幻想的で迫力のある演出が可能だとは思わなかった。技術も普通にすごい。

総合芸術と言われる意味が分かった。めざましだったかzipだったかで”多分、風。”の演出で山口さんに強風があてられるという、いきなりここだけ切り取ったらおもしろ演出にも見えてしまうものがなぜか私の頭の中にあったのだが、あれだと思ってはいけないなと。
また、音源だけ聴いてMVだけ観てサカナクションを聴いた気になってはいけないなと。
それはどのバンドにも言えることかもしれないが、サカナクションはひときわ演出も作品の一部感が強く、データにできない部分が多いバンドなのだなと感じた。
ライブの作品はデータにできないから、もう逆にああいう全く別方向のMVを作っているのだろう。

Sky Jamboree(@Sky_Jamboree)|Twitter スカイジャンボリー サカナクション
出展:Sky Jamboree(@Sky_Jamboree)|Twitter

(写真はSky Jamboree 2017の様子だが、前日のWILD BUNCHもこのような様子だった)
アンコールの”目が明く藍色”では誰が始めたのかわからないが、前の人が後ろを振り返って「すごい」とか言うので私も振り返ったら、自分より後ろの人がみんなスマホの懐中電灯機能を使って音楽に合わせて振っていてそれにも感動した。