“2.5次元パラレルシンガーソングライター”とは?酸欠少女さユり

酸欠少女さユり

最近よく目にするようになった”さユり”の文字。耳に入ってくるようになってから誰もが知る存在になるまで一瞬だったように思う。今まさにその人気は広がっており、ファンが急激に増加している。

泣き出しそうなくらい感情的な声や、闇を帯びたこれまた感情的な作詞作曲が特徴で、ポンチョ姿に黄色いアコースティックギターがトレードマークだ。

この”酸欠少女さユり”さんについているコピー、「2.5次元パラレルシンガーソングライター」だが、これはどういった意味なのだろうか。
私はてっきり、アニメとのタイアップが多いことからそう呼ばれている、もしくは自分で名乗っているのかと思っていたがどうも違うようだ。
むしろアニメとのタイアップは彼女の2.5次元パラレルシンガーソングライターとしての活動に後からついてきたものと思われる。

“酸欠少女さユり”とは

アーティスト名としては”さユり”、”酸欠少女さユり”はキャッチコピー的なもののようだ。
“2.5次元パラレルシンガーソングライター”は活動コンセプトのようなものなのだろうか。

では“酸欠少女”、”2.5次元パラレルシンガーソングライター”とはどういうことなのか調べてみた。

酸欠少女さユり公式サイトによれば、

“人と違う感性・価値観に、優越感と同じくらいのコンプレックスを抱く“酸欠世代”の象徴=「酸欠少女」”。
さユりは3人に分裂し生息しており、それぞれの活動領域は2次元・3次元とパラレルで神出鬼没である。

とのこと。

文面だとざっくりとしかわからないが、MVなどを観ているうちにだんだんと理解が深まっていく。
というかこの公式サイト、デザインの完成度がすごく高い。ロード画面で現れる、おそらくさユりの世界でしか無い文字なども美しい。

3人のさユりについて

酸欠少女さユり
出展:Eventernote イベンターノート

3人に分裂して生息、とあるがその3人のさユりとはなんなのか。

まず1人目は歌っている生身の”さユり”さんで間違いないだろう。
ほかの2人に関してはCDパッケージデザインやミュージックビデオ内の登場人物として描かれるキャラクターのことだ。

さユりの後悔の念が生んだ永遠の14歳、”さゆり”と、パラレル世界のキャラクター”サユリ”
この”サユリ”に関しては作品や場面に応じて姿や設定が大きく変わるようで、精神世界の自分といった感覚で使われているのだろうか、現実よりの存在である”さゆり”とは対照的な存在であるようだ。

作品について

何本かMVが公式で公開されているが、ストーリー仕立てで二次元的要素が多く含まれている
アニメの中にさユりさんが入り込んでいるようにも見え、アニメ”物語シリーズ”のような世界観を感じる。

MVの中でも衣装としてはポンチョをきて、黄色いアコースティックギターを弾いている。靴は履いていないことが多いようである。

路上ライブの映像

酸欠少女さユり 路上ライブ
出展:20150825 さユり ミカヅキフラゲ日|Youtube

路上ライブでの映像がYoutubeに公開されている。
メジャーデビューしているご本人もその会社も、路上ライブの映像がアップされていることは知っているだろうがいまだ消されずに、しかもかなりの本数があげられている。

観てみたが気迫がすごい。特に驚くべきはファーストシングル「ミカヅキ」のフラゲ日に行われた路上ライブでのその曲の映像。
全力でギターをかき鳴らす姿や感情的でメリハリのある歌、もそうだがサビでのブレスの取り方が特に気になった。

わざとなのか、やむをえないのか、比較的長い音の後でもなく休符でももちろんない非常に取りにくいポイントでブレスをとっている。そういう意味でつけられたわけではないが、文字通りまさに酸欠。
精神を揺さぶるMVでの演出に加え、ライブでのこの迫力。2.5次元の設定がなかったところで十分に魅力を持っている